ギャラリーⅢにて個展を開催中の写真家・田中栄一さんをお迎えして、デジカメやスマホを使った写真を撮るワークショップを行いました。参加者には、小学生のお子さんから大人まで、幅広い年代の10名がご参加下さいました。
このワークショップでは、田中さんによるレクチャーを受けた後、美術館の中や外の好きな場所で撮影をします。
「フレーミングにこだわる、スタイルにこだわる」というテーマで、写真の基礎や面白さを教えて下さいました。
その一つに、レクチャーでは、紙でできた白いフレームが参加者に配布されました。覗いてみると、どこでも風景を切り取ることのできる道具に変身。構図を考えたり、感覚をつかむように枠を覗きこみました。
そして、撮影へ出発!
館内では、建物のつくりや撮影可能の作品など撮影したくなるようなスペースがたくさんあります。
撮影が終わると、大きなスクリーンで皆で鑑賞をしました。人物や建物、展示作品、車、本など被写体は様々。撮影の仕方も、建物の一部を大きく写すことで、模様のように抽象的な画面を作られた人もいました。
また、撮影したものを改めて見て、画面から発見することや感じたことが参加者にあったようです。鑑賞の時間では、田中さんが作品一つ一つに講評をして下さいました。ワークショップの後もすぐに写真を撮りたくなるような楽しい会となりました。