今年で設立10周年を迎えるオハイエくまもとの「とっておきの音楽祭」が開かれました。
メイン会場の花畑広場をはじめとする9会場が音楽で溢れました。
当館ホームギャラリーでは、12組のグループが出演。トーンチャイムやピアノの連弾、バイオリン、リコーダーアンサンブルがありました。曲目は坂本九「見上げてごらん夜の星を」、ショパン「別れの曲」、森山直太朗「さくら」等、いろんな音楽、楽器のよさに触れました。
兵庫県からお越し下さったゲストの演奏では、「ピアノの演奏で世界が広がった私たちを観てほしい」とコメントを、また、大人になっても演奏を続け、音楽を愛するたくさんの演奏者の姿がありました。
最後は、青少年のオペラ体験ワークショップを15年続けてきたテアトロ・リリカ熊本による合唱が披露されました。ナポリ民謡の「帰れソレントへ」のハーモニーは美しく、コンサートの最後は復興の想いを込め歌われた「命の歌」に会場全体が温かい気持ちになりました。
また、当館展示室では熊本市民美術展「熊本アートパレード」を開催しており、芸術を愛する人たちのエネルギーが満ちる一日になりました。