「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」展の関連イベントとして、
ワークショップ「ブラックライトでビル景を描こう」が開催されました。
今回は4組の親子の方々がご参加され、初めに、ワークショップ講師である当館学芸員の坂本さんが、
「ビル景」を描くにあたり、簡単なレクチャーとして展覧会場内を案内します。
会場内に入ると、迫力ある大きなビルの平面作品や、夜の街並みにたたずむビル・夕焼けに染まったビルの作品、
また、割り箸で描いたビル作品や古本を装飾して制作されたビル作品など、
さまざまなビルの姿をした作品がずらりと並び、子どもたちも興味津々です。
たくさんのビル景作品を見終えたところで、いよいよビル景作品を描いていきます!
3つの班にわかれ、大きく広めの黒い用紙に、ブラックライトに反応する蛍光色の絵具を使って、
自分だけの「ビル景」を思うままに表現していきます。
深海の世界や、新たな元号の「令和」をイメージし表現したもの、
また、好きなキャラクターを描いたり、思い付いたものを勢いよく描いたりなど、
絵筆や手を使ったりしながら、夢中になって描きあげていきました。
作品が完成すると、部屋を移動して作品発表です!
それぞれのオリジナリティ溢れる「ビル景」の世界観を、用紙いっぱいに描かれていて、
力作揃いの素敵な作品となりました。
そしていよいよブラックライトの登場です。
みんなで「5、4、3、2、1・・・」のカウントダウンを数え、パッと照明が消えると、
暗闇の部屋にピカッと光る作品の姿が!
どの作品も色鮮やかに輝いていて、子どもたちや保護者の方も「きれい!」と嬉しそうに歓声をあげていました。
雨の降った日でしたが、そんな雨も吹っ飛ばしてくれるような、
ゴールデンウィークの素敵な思い出になる、楽しいワークショップとなりました!