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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

大竹伸朗展講演会「アーティストトーク&サイン会」

2019.05.03 , ,

413()の展覧会開幕日と、53(金・祝)に大竹伸朗ビル景1978-2019の関連イベントとしまして、

大竹伸朗さんによる「アーティストトーク」と「サイン会」を開催し、両日多くの方にお越し頂ました。

 

大竹さんは本展覧会について「ビル景というテーマで作品を描こうと思って制作してたのではなく、ビルというひとつのラインがあると気づくまでに20年以上かかっている」そして「最初にビルに興味をもったのが1979年の9月。たまたま訪れた香港でビルの上を飛行機で見た時に衝撃を受けた」と語っておられます。

その他にも「今回ビル景で作品を設置している時、自分の記憶の街を歩いているような、その頃の日常が見えたのが不思議な体験だった」また、「【ビルのある風景】をひたすら集めるのに23年かかっている」と続けられ、展覧会を開催するまでの道のりを述べられました。

 

ご自身の振り返りでは、「油絵に興味をもったのは、東京上野のレンブラント展に母親と行き、油絵で写真の様に描けることに衝撃を受けた事。観た後に油絵セットと油絵の本を買ってもらったのが絵を描くきっかけ」と述べられています。

 

その他にもご自身が注目した人物などにも触れられました。

トークの最後に質疑応答の時間も設けられ、来場者の問いに答えられました。

 

 

その後のサイン会でも多くの方にお越し頂きました。

 

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