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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

大竹伸朗展ワークショップ「粘土でビル景をつくろう」

2019.06.01 , ,

「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」展の関連イベントとして、粘土で《ビル景》をつくるワークショップを開催しました。
未就学児~小学生と保護者 のペアを対象に、10名の親子がご参加下さいました。
はじめは、展覧会場で、大竹さんが描いたビルのあるいろいろな風景を皆で鑑賞しました。
まるで路地を歩くように、会場内をめぐりながら「おもしろいビルがある!」と子どもたちが楽しそうに見つけていました。

そして、キッズファクトリー(工作室)に戻って、いよいよ制作へ。
つち粘土を使って、高いビルや街をつくっていきます。

粘土は柔らかいものから、硬めのものまで。
土の感触を楽しみながら、棒で伸ばして筒のように巻いてみたり、
硬い粘土の削れた部分を、形を選びながら貼り付けて窓にしたり。
それぞれのこだわりや工夫が見られました。

地面からいくつもの高いビルを並べ、ミニチュアのように作っていた子もいました。一緒に作っていたお母さんも、お子さんの面白いアイデアに驚かれていました!お互いの作品を観ながら、和やかなムードで制作が進んでいきました。

最後は、一人一人が作ったビルや風景を好きな場所に並べて、
みんなの《ビル景》が完成!
鑑賞の時間では、「一番高いビルをつくろうと思った!」「海の上にあるようなイメージでつくった」「渡り廊下をつくりたかった」と、ひとりずつ作品の説明や感想を語りました。



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