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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

CAMK(キャンク)読みがたり Vol.123

2019.12.22 , ,

CAMK読みがたりを開催しました。12月のテーマは「クリスマス」です。

今回は、大型絵本『まどからおくりもの』(偕成社)、布絵本「これはだれのうち」、大型絵本『ぐりとぐらのおきゃくさま』(福音館書店)などのラインナップでした。

 

大型絵本『まどからおくりもの』は、「五味太郎 しかけ絵本」シリーズ3作目の絵本。
サンタクロースがやってきて、家々をまわり、窓から贈り物を配って歩きます。穴あきになった窓からは、家の中の動物や子どもの体の一部がみえ、サンタさんはそれをみて「ここは誰々のおうち」と即断し、贈り物を選びますが・・・。あわてんぼうのサンタさんの思いちがいがひきおこす、めくる楽しさ抜群の絵本です。
読み手さんが絵本のページをめくるたびに、「この家にはどんな動物が住んでるんだろう?」「このシルエットは何の動物なんだろう?」と、ドキドキワクワクしてしまう展開に、子どもたちは目を輝かせて聴いていました。

 

大型絵本『ぐりとぐらのおきゃくさま』は、おなじみ「ぐりとぐら」シリーズの一つ。
ぐりとぐらが森で雪合戦をしていると、雪の上に大きな足あとを見つけます。その足跡をたどっていくと、自分たちの家までつづいていました。ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったいだれだろう?と、不思議に思っていたそのとき、甘い、いい匂いがしてきました。台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました。
おじいさんの優しい表情と読み手さんのやさしい声が、あたたかな気持ちにしてくれる、そんなほっこりするお話でした。

 

今回は子どもたちや大人の方も、たくさんの方が参加してくださり、
「クリスマス」ムードの溢れるにぎやかなおはなし会となりました♪

 

◆次回開催のお知らせ◆
テーマ:「はじまるよ」
日時:2020年1月18日(土)11:30-12:00
場所:ホームギャラリー〈入場無料〉
☆どなたでもご参加いただけます!

どうぞお楽しみに♪

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