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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

ライフ展関連書籍~番外編~のご紹介

2020.06.13 , , ,

5月31日の「ライフ」展ブログで紹介した「ライフ」展関連書籍とは別に、本展に直接関係してはいないものの、同様に、私たちが生きていく中で生まれる、何かしらの表現や関係性に関する書籍を、ホームギャラリーで開架する予定にしていました。

現代社会における差別の背景について考察を深めた『「差別はいけない」とみんないうけれど。』、障害者による表現を取り巻く問題を扱った『舞台の上の障害者』、言葉で表現することができない人々のルポルタージュ『吃音』、親子であると同時に他者でもある父親について綴ったエッセイ『生きるとか死ぬとか父親とか』などです。

これらの図書は、ホームギャラリーが通常利用できる状態になったときに新着図書として開架予定です。

 

「ライフ」展の関連書籍〜番外編〜

・綿野恵太著『「差別はいけない」とみんないうけれど。』平凡社、2019
・山崎ナオコーラ著『偽姉妹』中央公論新社、2018
・ジェーン・スー著『生きるとか死ぬとか父親とか』新潮社、2018
・児玉真美著『殺す親 殺させられる親 重い障害のある人の親の立場で考える尊厳死・意思決定・地域移行』生活書院、2019
・エリ・H・ラディンガー著、シドラ房子訳『狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか』築地書館、2019

・松本俊彦編『「助けて」が言えない――SOSを出さない人に支援者は何ができるか』日本評論社、2019
・近藤雄生著『吃音 伝えられないもどかしさ』新潮社、2019
・長津結一郎著『舞台の上の障害者 境界から生まれる表現』九州大学出版会、2018
・木ノ戸昌幸著『まともがゆれる ―常識をやめる「スウィング」の実験』朝日出版社、2019
・一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同 著、佐藤文香監修『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問』明石書店、2019

(開架予定順)

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