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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

休館中の活動をご紹介④「ライフ展の裏方(学芸アシスタント編)」

2020.06.14 ,

現代美術館の休館に伴い、開幕が大幅に遅れてしまった「ライフ」展も今日で最終日を迎えます。

前回の#美術館のお仕事シリーズ④では、展覧会の裏方として支えている美術館の事務方について紹介しましたが、今回は同じく展覧会を裏方として支えている“学芸アシスタント”の仕事について紹介します。

学芸アシスタントは、展覧会の企画・展示などを行う学芸員の、サポートや補助を行っています。今回のライフ展でも、担当学芸員や業者さんたちと一緒に、アシスタントも作品の展示作業を進めてきました。

例えば、ライフ展会場入口にある藤岡祐機さんの天上から吊り下げられた切り紙の作品。 数千点の切り紙を袋に入れる作業や、糸のカッティングや貼り付けなど、担当学芸員や業者さんとも連携を取り合いながら作品を完成させました

また、展示作業の他にも、展覧会作品リストや関連イベント等のチラシ作成、カタログの発送やブログの更新、イベント進行のサポートや会場内の記録写真撮影などなど。休館中も、みなさまに展覧会の魅力を少しでも多くお伝えできるよう、学芸員、事務方と共に協力しながら日々行ってきました。今回展覧会を無事開幕し、たくさんの人にご覧いただけて、本当にホッとしています。

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