6月14日はライフ展最終日。あっという間の25日間でした。
そのラストを飾るミニイベントとして、出品作家の坂口恭平さんによる
自作ギターライブが会場内で急遽行われました。
会場にさっそうと現れた坂口さんは、石牟礼道子さんの詩に坂口さんが
曲をつけた「海底の修羅」、坂口さんと同じ躁鬱仲間ではないかと語る
A.C.ジョビンさんの「3月の水」、そして熊本県民謡「牛深ハイヤ節」を
お客さんとの距離を保ちつつ、自作ギターで軽やかに演奏します。
のびのびとした音が会場内に響き、坂口さんの展示も音が入って完成した
ような気がしました。その後も、しばらく会場で坂口さんの即興演奏をBGMに、
鑑賞できるというぜいたくな空間を楽しむことができ、追って2回目の演奏も
してくださるという、さすがサービス精神旺盛な坂口さん!
一日も早く、絵を観て、音楽を自由に皆で楽しむという日が戻ってくることを
心待ちにしています。