ムーミン展の関連イベントとして、
「羊毛フェルトボール・ワークショップ―北欧風ガーランド/ネックレス作り―」を開催しました。
ムーミンの母国フィンランドの冬は、太陽の光が少なく、暗い日々が長く続きます。
家で過ごす時間の長いフィンランドの人たちは、部屋を居心地よくするために自分好みの装飾を施すのが大好き。
また、羊毛フェルトはフィンランドでは昔から身近なもので、雑貨や洋服に欠かせない素材です。
そんな羊毛フェルトでボールを作り、冬の家や生活に彩を与えてくれるアイテムとして、
ガーランドもしくはネックレス作りを体験するワークショップを企画しました。
新型感染症の影響で自宅にいる時間が増えているこの冬、家庭でじっくりできる創作活動の一つとしてもご紹介しました。
フェルトボール作りには色々な方法がありますが、今回は初心者でも必ず丸いボールが作れるやり方を体験してもらいました。
① 房分けした羊毛をクルクル巻いて丸くします。
② 専用のニードルで全体を刺し、形を整えます。
③ おにぎりを作る容器に石鹸水とボールを入れて20~30秒フリフリ。
④ 水道水で再度フリフリ(洗剤を洗い流すため)。
⑤ タオルの上でコロコロ転がして脱水すれば、完成!
みなさん黙々と集中して作業を進め、会場にはサクサクというニードルを刺す心地よい音が響きました。
1つ作るとコツが掴め、数をこなすごとに、より早く、キレイなボールができていきました!
ボールが完成したら、ガーランドもしくはネックレスに仕上げていきます。
どちらもヒモにボールを通していくだけでとっても簡単!
ボールの色の配列を考えるのも楽しい時間です。持参したビーズやパールを組み合わせて作られた方もいました。
(リボンのネックレスのみ、金具付けの作業をスタッフがおこないました。)
完成した作品はこちらです! 左はリボンのネックレス。右はガーランドです!
はじめてのボール作りでも、みなさん、とてもキレイにできました。参加者からは、「作ったネックレスを新年に身に着けたい」「この冬のお家時間を楽しむ方法が一つ増えた」といった感想がありました。
【参加人数 ①親子7組15人 ②13人】