井手宣通記念ギャラリーでは、「あの時、何食べた？－平成28年熊本地震『丸尾の食卓』
アーカイブ展」が4月7日よりスタートします。
2016年7月―9月にギャラリーⅢで開催した「丸尾の食卓」展は、天草の若手陶芸家・丸尾三兄弟
（金澤佑哉・宏紀・尚宜）が、地震後、多くの家庭で器が割れたことをきっかけに企画したもので、
参加者に1人1枚器をさしあげるかわりに、その人の食卓の写真を撮って送ってもらい、ギャラリー
内に展示したものです。
熊本地震から5年を迎えるいま、改めて写真を見返してみると、日々の暮らしや食事の大切さ、
家族のありがたみ、周囲の人のあたたかさ…など、当時、私たちが感じていた思いが改めて
蘇ってくるようです。
会期は6月6日まで、ぜひ多くの皆様に足を運んでいただければ幸いです。
