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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

「テオ・ヤンセン展」開幕

2021.07.03 , ,

「テオ・ヤンセン展」が開幕しました。

本展はオランダのアーティスト、テオ・ヤンセン(1948–)によって生みだされた、風を動力源としてオランダの砂浜を疾駆する「ストランド(砂浜)ビースト(生命体)」の展示です。ストランドビーストはオランダの海面上昇問題を解決するために生み出されました。本展では全長10mを超えるストランドビーストを含む12作品をご紹介します。

ストランドビーストは「動く」ことで、その「命」を表現します。動いている様子を「リ・アニメーション」、日本語では「再生」と呼び、本展でもストランドビーストが動く様子をご覧いただけます。力強く歩く姿や、危機回避機能など、最大3作品をナーレションと共にお楽しみください。
リ・アニメーションタイムスケジュール

また、会場には体験スペースもあり、ストランドビーストを自分の手で動かすことができます。手に振動が伝わり、ストランドビーストとの動きを体感することが可能です。

展覧会最後のエリアでは、照明が夕暮れモードにライトアップ。さらに夕方5時からは照明が変化し、ドラマチックなナイトミュージアムになります。風と生きるストランドビーストの世界をどうぞお楽しみください。


「テオ・ヤンセン展」

会期:2021年7月3日(土)~2021年9月12日(日)
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーI・II

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