日比野館長が最近取り組み始めた活動の一つが「ご用聞き」。
「アートが行政課題の解決に役立つ可能性があるのではないか!?」ということで、
美術館の所管課である文化政策課のコーディネートで、第1回目は熊本市の
市街地整備課・計画調整班に、日比野館長がお邪魔して職員のみなさんと
お話をしてきました。
テーマは、同課が進める「ウォーカブル推進」について。
現在取り組まれているにぎわい創出のための「ほこみち制度」や看板の規制、
東京藝大での活動、SDGを念頭においた多様性のあるまちづくりについて、
いろいろなお話が展開していきます。
御用聞きを終えた後のある職員さんたちからは、「アートも私達の仕事もやることは
同じかもしれないと思った」とのこと。「同じ目標に向かって、同じ空間で、
同じ時間を過ごして、何かを成し遂げることが、『場』の力を育み、『多様性』
の尊重につながる」「それがアートの力かもしれない」という感想をいただきました。
また引き続き、館長来館時に市役所の「ご用聞き」プロジェクトを続けていきたいと
思います♪