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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

高浜寛展、長崎歴史文化博物館でいよいよ開催!(企画協力)

2022.01.05 ,

2020年に当館で開催した、マンガ家高浜寛さんの個展「高浜寛のマンガに登場するアイテムで読み解く19世紀末(ベル・エポック)展」が、バージョンアップして、長崎歴史文化博物館で2022年1月15日より、開催されます。この展覧会の開催に際し、当館は企画協力いたしました。(主催:NIB長崎国際テレビ、共催:長崎歴史文化博物館)

さて、バージョンアップの内容を少しだけご紹介しますと、
高浜さんの代表作『ニュクスの角灯』(手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作)はもちろん、『蝶のみちゆき』、現在連載中の『扇島歳時記』はすべて長崎を作品の舞台としており、高浜さんご自身により「長崎三部作」と称されています。熊本展の時は、『扇島歳時記』は始まったばかりでしたので、その頃から主人公のたまちゃんもずいぶん成長しましたし、作品に長崎ならではの風景も多く描かれてきました…!
この開催を祝して、長崎歴史文化博物館のコレクションより、長崎ゆかりの様々な品々が特別展示されます(担当学芸員さんのセレクトが素晴らしいのでお楽しみに!)、さらに高浜さんのアンティークコレクションも熊本展より数多く展示される予定です(作家本人の解説文付きです、必見)。

初日の1月15日と、2月5日に、アーティストトークが開催されます。先着順の事前申込制ですのでお早めに!
(1月15日の聞き手は当館学芸員の冨澤です)
詳しくは、NIB長崎国際テレビの特設サイトをご確認ください。
https://www.nib.jp/nib_nagasaki/takahamakan/

長崎へ展覧会を見に行く前の予習として、当館で高浜展を開催した際の、アーティストトーク(全3本)のYoutubeもぜひチェックしてみてくださいね!
(コロナ禍で閉館中に撮影しました)


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