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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

蔦屋書店熊本三年坂さんの『御用聞き』に伺いました。

2022.07.01 ,

マチナカにある本屋さんである蔦屋書店熊本三年坂(蔦屋三年坂)さんに、ご用聞きに伺いました。
今回は、蔦屋三年坂の野田館長からのお困りごとを公開でお伺いすることに。
開会前に続々と人が集まって、座席はほぼ満席に。立ち見の方もいらっしゃいましたが、実はこの場所(コミュニティスペース)の活用方法も今回のお困りごとのひとつ。モノを買うためにお店が必須ではなくなったこの時代に、マチの書店の役割は?
ご用を聴いた日比野館長からは、マチの本屋さんがコミュニティスペースを作ることは、人がより良く生きるために大事なことであり、もっと評価されて良い。スペースの活用方法については、普段のたわいもない言葉の中から、こんなことしたいという来館者の気持ちを掬い取っていけば、そこにヒントがあるのでは、という話をさせていただきました。
最後は現代美術館の20周年に向けたリニューアルと、それを実現させるためのクラウドファンディングの広報をさせていただきました!

書店の特徴は「何も買わずに出ていっても見とがめられない(後ろめたさもない)ところ」と聴いて、熊本市現代美術館とよく似ているな、と思いました。これからもマチの文化の拠点として協力しながら、多様な人達の集う場所をつくっていきたいと思っています。

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※ 熊本市現代美術館のクラウドファンディングについて、詳細はこちら


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