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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

鮫ヶ浦水曜日郵便局 ワークショップ「水曜日の手紙を書く会」

2018.06.14 , ,

熊本出身の映画監督・遠山昇司さんが発案し、つなぎ美術館で開催されていたアートプロジェクト「赤崎水曜日郵便局」。熊本での活動を終えた後、現在は、宮城県東松島市で「鮫ヶ浦水曜日郵便局」として再び開局しています。
そして、水曜日の本日、「水曜日郵便局」が熊本に一日里帰りしました。

ワークショップは、プロジェクトと同じく、“水曜日の出来事”を手紙に書くこと。
はじめに、プロジェクトの成り立ちや、舞台となった2つの場所をご紹介し、実際のお手紙が参加者の手元に届けられました。

手紙を読んだあと、いくつかを音読してみんなで手紙の内容を共有しました。
心の中で読むことと、声に出したり、聞いたりすることで感じ方が変わってくるようです。
「知らない誰か」の書いた水曜日の物語に、場面を想像して温かい気持ちになったり、共感したり、皆さん耳を傾けておられました。
 

そして、お手紙を書きました。場所は、美術館の好きな場所に移動して書くことができます。
時間いっぱいに、皆さんお手紙を書かれていました。
書いた手紙は、白色の「出張ポスト」に投函。
鮫ヶ浦水曜日郵便局に集まっている手紙の数はもうすぐ3000通を超えるそうです。
皆さんも水曜日の出来事を手紙にしてみませんか?

【鮫ヶ浦水曜日郵便局】
手紙の送り先、公式便せんのダウンロードができます。

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