GIII vol. 124「ねじれたライブラリールーム」開催
2018.08.15 ねじれたライブラリールーム , 2018年 , 【展示】ギャラリーIII / #図書室 , #本と人と作品の空間を考える熊本市現代美術館のギャラリーIIIでは、GIII vol. 124 本と人と作品の空間を考える01「ねじれたライブラリールーム」が始まりました。
本展は、日々どのように本を活用するか考え、試行錯誤する「本と人と作品の空間を考える」シリーズとして企画。1回目は、熊本出身のアーティスト、松延総司さんと提案する小企画展「ねじれたライブラリールーム」です。
松延さんによる「ねじれたライブラリールーム」というタイトル同様、会場内には「ねじれた(twisted)」輪ゴムの作品が、写真やスライドショー、インスタレーションといった様々なメディアで点在しています。中心には《私の石》を石庭のように展示。
松延さんの作品のほかに、当館のアートワーク(恒久展示作品)を手がけた4人の作家、マリーナ・アブラモビッチ、ジェームズ・タレル、草間彌生、宮島達男の本も手にとって読むことができます。マリーナ・アブラモビッチによる《Library for Human Use》とジェームズ・タレルによる《MILK RUN SKY 2002》は、当館の中心に位置する図書スペース「ホームギャラリー」に設置されたアートワークです。
「ねじれたライブラリールーム」は、「ホームギャラリー」の別な在り方を考える企画。両者を比較しながら過ごしてみるのもおもしろいかもしれません。
このほか、図書館や本に関する本なども併せて、約100冊を開架しています。
GIII vol. 124 本と人と作品の空間を考える01
ねじれたライブラリールーム
会期:2018年 8月15日(水)–9月17日(月・祝)
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーIII *入場無料
出品作家:松延総司