- 開催日
- 2026年8月23日(日)
- 時間
- 13:30〜16:30
- 場所
- ホームギャラリー
- 料金・参加費
- 入場無料、予約不要(*直接会場にお越しください)
- 定員
- 約60名
登壇者 ソー・ソウエン(本展アーティスト)、前半:鴻野わか菜(ロシア東欧美術・文学・文化研究)、後半:N(《N: 20.04.26-04.05.26》Featuring & Narration)

今春、ソー・ソウエンは、ウクライナに単身渡航し、アーティストマリア・クリコフスカが主宰するGarage33 Gallery-Shelterのサポートを得て、キーウの人々との協働制作を行い、本展「Air Condition」を作り上げました。渡航中、キーウの人々の声を聞きながら空気を肌で感じ、帰国後も、ウクライナの人々とのコミュニケーションを続けています。
異なる場所で生きる人々が出会い、アートを通して関わることから、何が生まれてくるのでしょうか。
ソウエンが本展の制作を通して考え続けていることを手がかりに、ともに考えるようなトークになればと思います。
前半は、ロシア東欧の美術・文学・文化研究者である鴻野わか菜さん、後半は《N: 20.04.26–04.05.26》の協働制作者であるNさんを迎え、それぞれソー・ソウエンとの対談形式で行います。(Nさんは、ウクライナよりオンラインで登壇いただきます)
プログラム
13:30~14:55 鴻野わか菜×ソー・ソウエン *司会:里村真理(熊本市現代美術館)
14:59~15:03 《Let Us Say: It’s Not Forgotten 2026》上映
15:03~15:30 休憩
15:30~16:30 N×ソー・ソウエン*日本語通訳あり
登壇者プロフィール
■鴻野わか菜 Wakana Kono
1973年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。東京外国語大学卒業後、東京大学大学院、ロシア人文大学大学院修了。Ph.D、博士(文学)。著書に『生きのびるためのアート 現代ロシア美術』(五柳書院)、共編著に『カバコフの夢』、『さまよえる星 カバコフの夢II』(現代企画室)、『現代ロシア文学入門』(東洋書店新社)、訳書にマリーナ・モスクヴィナ『てぶくろくんのおはなし』(現代企画室)など。ウクライナ美術についての論文に、「戦時の美術表現――現代ウクライナ作家の軌跡」赤尾光春、原田義也編『ウクライナ文化の挑戦:激動の時代を越えて』(幻戯書房、2025年)所収など。展覧会の企画や監修にも関わる。
■N(《N: 20.04.26-04.05.26》Featuring & Narration)
本展で発表している新作《N: 20.04.26-04.05.26》の協働制作者。4年前より、ウクライナ・キーウ在住。ウクライナ南東部出身、同地がロシア占領下となり、故郷を離れることを余儀なくされた。
Nとソウエンは渡航前より《Air Condition》の準備を通じて知り合ってはいたが、キーウ市内の、「バビ・ヤール」や「Garage33」などが所在するNの暮らす地域で初めて会った。4月の朝、バビ・ヤールの冷たい空気に漏れる「N」の白い息を見て、彼女と作品を作ることを願い出たソウエンの依頼を受け、《N: 20.04.26-04.05.26》に出演・ナレーションを担当、また、テキストをソウエンと協働で執筆した。*本トークには、ウクライナよりオンラインで登壇。
■ソー・ソウエン Soh Souen
1995 年、福岡県北九州市生まれ。2019年、京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。「呼吸」、「お臍」、「卵」など私たちの生と密接な事象から、人間の性質に迫る作品を多く手がける。絵画作品を主軸としながら、ワークショップやインスタレーション、パフォーマンスなどを国内外にて発表。コロナ禍に始まったサラ・ミリオとの共同プロジェクトや、銀座エルメスフォーラムにて内藤アガーテの作品を使用したパフォーマンスを実施するなど、さまざまな協働制作も行い、独自の活動を展開している。主な展覧会に個展「Your Body is the Shoreline」√K Contemporary(東京)、「日常のコレオ」東京都現代美術館、「FATHOM – 塩田千春、金沢寿美、ソー・ソウエン」京都精華大学ギャラリーTerra-S など多数。「VOCA 展2026」奨励賞受賞、2024年、インスタレーション作品「Bellybutton and Breathing −お臍と呼吸」が福岡市美術館に収蔵された。