展覧会関連イベント

ドレス・コード?――着る人たちのゲーム
[スピンオフ企画]学校のルールは 守らなければならない?―高校制服編―

2019年12月11日(水) ~2月17日(月)

開催日
2019年12月11日(水)~2月17日(月)
時間
10:00~20:00
場所
井手宣通記念ギャラリー
料金・参加費
入場無料

このたび「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」のスピンオフ企画として「学校のルールは守らなければならない?―高校制服編―」を開催します。

「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」は、13のドレス・コード(キーワード)に基づき、私たちはどのように服を選択して着用しているかについての問題提起を行っています。

 

衣服とはある人の社会的属性を示す重要な「型」です。ある組織や集団に所属していることを表現するユニフォームは、その典型的な事例として考えられます。現在、学生服は教育を受ける子どもたちにとってのユニフォームであるといえます。ユニフォームには規則やマナーがつきものであり、しかしながら、だからこそ私たちは着崩したり、あるいは細かな場所に気を配ることで逸脱を試みたり、わざと戯画化したりすることができます。何よりそのような「型」で他人の服装を眼差し、ときには視られることを操作しようとしたりします。真面目な私。不良な私。真面目なふりをする私。

(「組織のルールを守らなければならない?」展覧会カタログ『ドレス・コード?――着る人たちのゲーム』p. 49より抜粋、編集)

 

本企画では、「ドレス・コード?」展のセクション「組織のルールを守らなければならない?」から、さらに「高校制服」に限定し、熊本の高校の制服を紹介することで、制服にまつわる様々なクエスチョン「?」を投げかけます。

 

協力:株式会社タケモト

 

展示品(高等学校名):熊本学園大学付属高等学校、熊本県立芦北高等学校、熊本信愛女学院中学高等学校、熊本マリスト学園高等学校、秀岳館高等学校、慶誠高等学校、玉名女子高等学校、八代白百合学園高等学校、ルーテル学院高等学校 ほか


ドレス・コード?――着る人たちのゲーム

会期:2019年12月8日(日)~ 2020年2月23日(日)
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーI・II
特設ウェブサイト:https://www.kci.or.jp/special/exhibitions2019/