- 開催日
- 2023年3月29日(水)
- 時間
- 14:00–16:30
- 場所
- アートロフト+展覧会会場
- 料金・参加費
- 無料
- 定員
- 先着20名 *要事前申込(申込フォームより)
- 対象
- 18歳以上(実証実験にご協力いただける方)
- 講師
- 緒方 泉(九州産業大学地域共創学部教授)
『自分の薬をつくる』や『苦しい時は電話して』といった著書もある坂口恭平は、薬ではなく、音楽や文学・芸術を処方することで、多くの人が健やかに生きることができるようにならないか?といった考えを度々語っています。
近年、カナダでは、医師が心身の病める人に対し「美術館に行く」ことを「処方する」ことが始まりました。その効果はデータでも実証されています。
今回のワークショップでは、緒方教授による博物館浴*の研究の一環として、展覧会の鑑賞と科学的なデータの計測を行います。いわば坂口のアイデアを、科学的な角度から検証してみる実験です。
作品鑑賞を、あらためて実験的なワークショップとして実施することで、芸術や美術館の新たな意義についても考える機会を設けます。
*「博物館浴」:博物館見学を通して、博物館の持つ癒し効果を人々の健康増進・疾病予防に活用する活動
プログラム当日のスケジュール
作品を鑑賞する前後に、生理測定(血圧・脈拍)、心理測定(POMS2など質問紙)を行います。実証実験終了後は、博物館浴に関する研究や海外の事例紹介など、緒方教授によるミニレクチャーも実施します。
14:00 受付・ガイダンス
14:10 測定① (作品鑑賞前の自分のストレス度を生理・心理的に測定)
14:40 鑑賞 (展示室で作品鑑賞)
15:20 測定② (作品鑑賞後の自分のストレス度を生理・心理的に測定)
15:40 休憩
15:50 ミニレクチャー「博物館浴研究の最前線」
16:20 まとめ
16:30 終了
※都合により一部内容を変更する場合あり
※実証実験にご協力いただける方には、「坂口恭平日記」招待券2枚をさしあげます。
申込方法
定員に達しました。キャンセル待ちはありません。
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