山東小学校の5年生と6年生を対象に、邦楽ワークショップのアウトリーチ事業を実施しました。講師は尺八奏者の釼 虚霧洞(つるぎ きょむどう)さん。琴と三味線もご用意いただき、鑑賞とワークショップの両方で、和楽器に親しめる内容を企画してもらいました。
「六段の調べ」「鶴の巣籠」「春の海」といった歴史ある邦楽の名曲では、表現や歴史的背景についての解説もありました。また児童にもなじみのある唱歌や歌謡曲も演奏され、「花は咲く」「ふるさと」は児童も合唱しました。
ワークショップでは児童全員が尺八を体験。早い子は5分ほどで基本の音を出せるようになっていました。三味線や琴の弦を弾くこともでき、普段は接する機会の少ない邦楽の魅力をたっぷりと味わえる内容でした。