2025年5月6日（火）に「ミニコンサート・ やなせたかしの歌と絵本の読みがたり」を開催しました。
やなせが手掛けた歌曲集「愛する歌」より「ロマンチストの豚」、絵本『やさしいライオン』（読みがたり）などの作品を、メゾソプラノ・兼武尚美さん、ピアノ・正源司有加さんのお二人の歌と演奏と共に、絵本の読み手としてRKK福居・福居万里子さんをお迎えしました。

定番のナンバーでもある「アンパンマンのマーチ」「アンパンマンたいそう」からはじまり、当日会場となったホームギャラリーでは、小さなお子様をはじめ幅広い世代の方でにぎわいました。

『やさしいライオン』の読みがたりでは、福居アナウンサーのやさしい語りとともに、シーンに合わせたピアノ演奏、絵本の作中でも出てくるやなせ作詞の「ブルブルの子守唄」を歌でお届けしました。
展覧会では『やさしいライオン』全ページの原画を見ることができます。また、今回読みがたり内で演奏された「ブルブルの子守唄」は絵本の末尾に楽譜が掲載されています。ぜひ会場で手にとってみてくださいね。

そのほか、「犬が自分のしっぽをみて歌う歌」「ありがとう野菜」といったやさしくユニークな楽曲、アンパンマンの世界観が歌われた「勇気の花がひらくとき」などを披露。
お二人のやさしいピアノとのびやかな歌声で、やなせの世界観をたっぷりとお届けしました。
最後に演奏した曲、「手のひらを太陽に」では手話の振り付けとともに歌唱。会場の皆さんも一緒に体を動かし、思い思いに楽しんでいました。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました！

6月1日（日）には、同じくホームギャラリーを会場に、兼武さん、正源司さん出演のミニコンサート・やなせメルヘンの世界をうたう を開催いたします。どなたでも無料でご参加いただけますので、ぜひ展覧会とあわせてご来場・お楽しみいただけますと幸いです。
引き続き、皆さまのご来場お待ちしています。

＜上演したプログラム＞
・アンパンマンのマーチ　・アンパンマンたいそう

・きんいろの太陽がもえる朝に　・地球の仲間
・犬が自分のしっぽをみて歌う歌　・ロマンチストの豚
（歌曲集「愛する歌」より　作詞：やなせ たかし　作曲・木下 牧子）

・名作絵本「やさしいライオン」読みがたり（フレーベル館 1975年）
ブルブルの子守唄　作詞：やなせ たかし　作曲：磯辺俶

・勇気の花がひらくとき　・希望の歌　・ありがとう野菜
（やなせたかしの詩による二部合唱曲集「ひざっこぞうのうた」　作詞：やなせたかし　作曲：信長 貴富）

・手のひらを太陽に