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【報告】和合亮一による公開インタビュー「熊本地震10年の声を聴く」を開催しました。

2026.05.17 ,

2026年5月17日(日)に、「熊本地震と文化的処方」展にも参加されている詩人の和合亮一さんによる公開インタビュー「熊本地震10年の声を聴く」を開催しました。

インタビュアー(聞き手)は和合さん、インタビュイー(話し手)は、「私の心が動きはじめたとき」の公募に対して、写真とエピソードを寄せていただいた方の中から3名にご参加いただきました。「私の心が動きはじめたとき」は、熊本地震当時を振り返り、どういった瞬間に、前向きな気持ちになったのか?前に進もうと思えたのか?それぞれの“心が動いたとき”を、写真とともに寄せていただく企画です。今回は、応募者から寄せられた写真とエピソードが並ぶ展示空間の中で、インタビューを行いました。

和合さんは、熊本地震発災から1か月後と1年後、それぞれの節目に熊本へ5編の詩を寄せてくださっています。本展では、発災から1か月後に寄せられた5編の詩を展示しています。さらにこの展覧会が開催している期間には、熊本地震10年目に向けた新作の詩作も予定されており、今回のインタビューは、その制作へとつなげる時間でもありました。

インタビューでは、来館者も静かにその場を囲みながら耳を傾けました。写真と文字では語られていない部分を掘り下げ、個々が抱えていた心の機微を振り返りました。熊本地震の記憶をたどる中で、時折、和合さんご自身が経験された「東日本大震災」の記憶と重なり合い、二つの震災の経験が交差する時間にもなりました。

最後には、展示されている詩の朗読が行われました。詩作と同様に、朗読そのものも表現活動(パフォーマンス)として続けられている和合さん。言葉が声となって展示空間に広がることで、来場者それぞれの記憶や感情に触れていくような時間となり、文字だけではない、“声としての詩”に触れられる貴重な機会となりました。

(参加者15名)

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