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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

「秀島由己男展開催記念 秀島由己男のせかい」を開催しました@玉名市民会館大ホール

2026.05.23 ,

第I部 秀島由己男って!? まさやんトークショー

第II部 山下牧子リサイタル~美術と音楽の交響~

 

第I部 秀島由己男って!? まさやんトークショーでは、まさやんさん、亀山真依RKKアナウンサー、当館学芸員冨澤治子とで、それぞれの好きな作品・気になった作品をテーマに鼎談を行いました。

話題に挙がった作品は《melon(詩画集「静物考」)》(1985)、《cabbage(詩画集「静物考」)》(1985)、《空蝉シリーズ》(2004、熊本市現代美術館蔵)、《霊歌〈祖霊の国〉》(1965―68)、《卓上の白い静物―もうひとつの世界―(未完)》(1985―2013)、《鳥と聖堂》(1994)、《われらにさきかけてきたりしもの》(1997)などでした(ほかすべて和水町蔵)。

まさやんさんが注目したうちの1点は、《cabbage(詩画集「静物考」)》(1985)で、キャベツの芯が描かれていないところに注目されていました。まさやんさんも言及された作家の言葉「その物の真実を、見る人に再確認させたい気持ちがあるからだ」の通り、まるで写真のような写実表現なのですが、そこに作家の創作と意図が秘められています。

亀山アナが注目したうちの1点は《空蝉シリーズ》の作品で、「闘病生活ののちに、自分がおばけの振りをした幽霊画の作品を作るなんて、心の強い、明るい方だったのかもと思いました」という発言が印象に残りました。

 

第II部 山下牧子リサイタル~美術と音楽の交響~

以下のプログラムが演奏されました。

・「深い河」 メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「アメイジング・グレイス」メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「荒城の月」(瀧廉太郎作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「曼殊沙華」(山田耕作作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「三好達治の詩による三つの歌曲」より「乳母車」(香月修作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

 

・朗読「われらにさきかけてきたりしもの」(詩:高橋睦郎)

・「メヌエット ト短調」(ヘンデル(ケンプ編曲)作曲)ピアノ:正源司有加

・「タイスの瞑想曲」(J.マスネ作曲)ヴァイオリン:黒葛原康子

 

・「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(モーツァルト作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「アヴェ・マリア」(バッハ/グノー作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

・「マタイ受難曲より Erbarme dich, mein gott BWV244」(バッハ作曲)メゾソプラノ:山下牧子、ピアノ:正源司有加

 

選曲は、主に山下牧子さんによって本展出品作品からインスピレーションを得てセレクトしていただいた特別なプログラムでした。秀島作品の世界観への理解が深まるひと時となりました。

 

 

なお、リサイタルの音源から、秀島展の音声ガイドに

以下の3つのコンテンツがボーナストラックとしてアップされています。

当日の会場の雰囲気を追体験していただけます、ぜひお楽しみください!

1正源司有加(ピアノ)「アメイジング・グレイス」

2山下牧子(メゾソプラノ)「曼殊沙華」(詩:北原白秋、作曲:山田耕作)

3福島絵美(朗読)われらにさきかけてきたりしもの」(詩:高橋睦郎)

 

 

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