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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

文化リンクワーカー育成講座 第3回講義 対話力

2025.11.07 ,

日時:令和7年11月7日(金)
場所:熊本市現代美術館
講師:春日 美由紀(うるとらまりん主宰)

文化リンクワーカー育成講座の3回目は、対話型鑑賞の実践者として全国で活躍されている春日美由紀さんを講師に迎えて、「対話力」についてお話と実践をしていただきました。

対話型鑑賞とは、ひとつの作品を複数の人で対話しながら鑑賞するというもの。ファシリテーターが鑑賞者の意見を引き出して、観る人の視点や思考を動かす鑑賞方法です。まずはゴッホの《ひまわり》の作品をよくよく観るように促され、ふと「何本ありましたか?」ときかれると観ていなかったり、「どのひまわりが好きですか?」ときかれたら、人それぞれ違ったり。「作品は解説に書いてあるとおりに観なければならない」という固定観念が少しずつ崩されていきます。

春日さんは、作品全体を「なんとなく」ではなく「意識を持って隅々まで」観ることを促します。そして、作品の表面に何が見えたか、「どこから」そう見えたのかを繰り返し聞かれます。「どこからそう思う?」という問いは、なぜそう見えたのか、根拠を明らかにします。根拠があきらかにされることで、聞いている人達は、賛同はできなくても、納得はできる、「どこから?」は対話の中に納得解を導き出す言葉であるということです。

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