CAMKブログCAMK Blog

美術館の日常のあれこれをお伝えします。

文化リンクワーカー育成講座 第4回講義
他都市の文化的処方の実践から、熊本版文化的処方を考える

2025.12.05 ,

日時:令和7年12月5日(金)
場所:熊本市現代美術館
講師:日比野克彦 熊本市現代美術館館長・東京藝術大学学長・熊本市文化顧問、
水野友有 中部学院大学 人間福祉学部教授、/濱野かほる 岐阜県美術館 普及業務専門職)

内容:
文化リンクワーカー育成講座の4回目は、岐阜県で文化リンクワーカー養成講座を受け持っておられる水野さんと濱野さんをお招きし、他地域における文化的処方の先行事例をお聞きしながら、熊本ならではの特性や、熊本だからできる文化的処方のあり方を探りました。

岐阜の文化リンクワーカーは、岐阜県美術館の魅力を市民に伝えるために研修を受けたアートコミュニケーター達。彼らに更に研修を積んでもらって、文化と市民を繋ぐ文化リンクワーカーになってもらおう、という考え方は、国民文化祭のときに生まれました。

対して、熊本の文化リンクワーカー育成講座の受講生は市職員と美術館スタッフがメインです。これは、市民の課題を解決する立場にある市職員や、市民が居心地良く過ごすための市施設の運営を担う職員が、そこを訪れる市民と文化を繋ぐ役割をそなえることで、市民の望まない孤立孤独にアプローチすることができるのではないかという考え方によるものです。

文化とは、違いがあるからこそ、その人やその地域「らしさ」に気がつくものです。
岐阜と熊本の文化的処方へのアプローチの方法が異なるのも、その地域や人らしさだし、違うからこそ、その地に馴染んだ、その土地らしい文化的処方が育っていくのだと思いました。

カテゴリ別一覧Categories

月別アーカイブArchive