7月9日(木)、熊本市現代美術館で、昨年に続き第二期となる「文化リンクワーカー育成講座」が始まりました。今年の受講者は15名、東京藝術大学と熊本市文化政策課がおこなっているDOOR(Diversity on the Arts Project)研修修了生をはじめとする市職員の他、市民の方にも加わっていただくなど、新たな広がりを見せています。
第1回目の今回は、はじめに受講者全員で「参加の動機」について共有を行い、空き家対策やまちづくり、スタートアップに生涯学習、福祉や生活保護における可能性の模索など、多様な職種や背景を持つメンバーの日頃の課題感と研修に対しての期待などの思いが語られました。
次に東京藝術大学の田中一平さんから、文化芸術の力で地域課題にアプローチする「文化リンクワーカー」の役割や、1年間にわたる講座の概要が説明され、同じく東京藝術大学の伊藤達矢さんからは、現代の複雑な課題に対する「文化的処方」の可能性や、これからの文化リンクワーカーへの大きな期待が語られました。
ワークショップでは、自分自身への「処方箋」を書いてみて、自分へ処方するならば何が必要かについて考え、言葉としてアウトプットすることで、文化的処方についてより深い理解を育む時間になったようです。来年3月まで続く講座では、館外でのフィールドワークを行う実践演習も予定されています。
日時:令和8年7月9日(木)
場所:熊本市現代美術館
講師:伊藤達矢 東京藝術大学 社会連携センター センター長/教授、田中一平 東京藝術大学 特任准教授
受講者:市役所職員13名+市民2名

