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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

こどもおもしろおばけ屋敷10周年記念大アーカイブ展関連イベント 記念トークを開催しました

2026.09.26 ,

劇団きらら代表の池田美樹さんと、南無サンダー主宰の安部将吾さんによる記念トーク「暗闇に響く絶叫と爆笑~「おもしろ」にこだわる理由~」を開催しました。
2014・2015年と始まりの頃は、屋敷の造作と美術に「南無サンダー」のテイストが濃く出ていて、昭和の「怖い」の詰まったお化け屋敷だったとのこと。赤い太鼓橋や、掛け軸をめくって壁の穴を抜けていく通路など、やや足元の悪い作りもあったそうです(お二人とも跨ぐ身振りをしてくれました)。
2016年、熊本地震後に開催へとの動きになった時のミーティングで、避難口を増やすなどの工夫とともに、室内の通路を車椅子で通れる幅でフラットにすることに決まったそうです。また、「急遽追加」の印象を出す感じで、上から「おもしろ」という御札を貼り付けたようなデザインを池田さんが提案したところ、それが定着して今に至るとのエピソードは初めてお聞きしました。
こどもおもしろおばけ屋敷の作り方については、「大人の発想を一旦棚に上げ、長年のメンバーとともに昼休みの小学生みたいな頭にして考え、それを一旦そのまま安部君に伝えると大抵ほぼそのまま実現してくれる」と池田さん。一方の、美術制作を担当する安部さんは、「早くアイデア来ないかな…」とやきもきしつつ、ホームセンターやダイソーなどで「あれが使える、これも使える」と頭をいっぱいにして待っているとのかけあいがありました。また、「まずは池田さんたちを驚かせたい、そのために様々工夫を重ねている」との言葉に、おばけ屋敷へのこだわりと愛を感じました。
ほか、和式トイレの「白い手」担当の「中の人」が急遽登壇、あの手がどのような姿勢で演技されているかの実演をしてくれました。寝転んで、視界が効かないなかでタイミングを計っての演技とのこと、熟練の技を感じました!
また、最後には、これまでおばけ屋敷に来られた方々の印象に残ったリアクションについて、例えば、屋敷の入口で入りたくないとごねる子に「こがんとも行っきらんけん、勉強も続かん!」との母親の叱責や、屋敷内でのこどもの「公文やりますから!」との大声の宣言、小学生男子が怖いのにイキり気味で「時給いくらですか~」などとまあ良くしゃべる、などなど、ほほえましいエピソードを池田さんのパフォーマンス付きでご紹介いただきました。

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