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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

【報告】谷澤紗和子ワークショップ
「ことばのきりがみ」を開催しました

2026.10.17 , , ,

10月17日(土)に、「プラカードのために」関連イベントとして、谷澤紗和子ワークショップ 「ことばのきりがみ」を開催しました。
前半は谷澤さんから切り紙についてのレクチャーでスタート。日本や世界で見られる切り紙表現についてや、これまで谷澤さんが制作されてきた作品について、その作品が制作される過程などスライド資料とあわせてお話しいただきました。
今回のワークショップでは、切り出す作業にペン型で細かな作業に適したデザインナイフを使用しました。扱いに慣れるため、谷澤さんがご用意した「NO」の図案でカットの練習。切りながら、自分が掲げたい言葉を考えます。

切り出す作業以上に、「どんな言葉にするか」でじっくり悩む参加者の皆さん。谷澤さんは、選ぶ言葉について「決してポジティブなものを選ばなくて良い」と、ご自身の作品に触れながら話されました。掲げたい言葉を決めたら、実際に切り出すイメージをしながら下書きをしていきます。文字の切り出し方によって、文字同士がバラけないように繋げたり、抜け落ちる箇所がないかなど工夫が必要です。谷澤さんにもご確認いただきながら、デザインを考えていきました。

下書きが完成したら、本番の紙(ケント紙)と下書きを重ねてマスキングテープで固定することで、2枚同時にカットしていきます。皆さん黙々と切り紙制作に取り組んでいました。完成した方から、会場に吊り下げていきます。

後半は並んだ作品を鑑賞しながら、参加者の皆さんと、それぞれの言葉を選んだ理由や工夫を共有し合いました。
「最近感じていること」「自分が心地よく思っている言葉」「いまこの場で感じていること」「自身や家族のエピソードをもとに」「なんだか気になる言葉」などなど。会場を暗くしてそれぞれライトを当てると、様々な大きさの影がうまれ、実際の切り紙とはまた違った印象になったり、隣り合う言葉との重なり合いによって新たな意味がうまれたりと、切り紙の新たな表情に触れることができました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

展覧会「プラカードのために」は、11月29日(日)までギャラリーⅠ・Ⅱで開催中です。
皆さまのご来場お待ちしています。

(参加人数 14名)

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