【訃報】

熊本市現代美術館館長逝去のお知らせ

熊本市現代美術館　桜井　武　館長（75歳）におかれましては、病気療養中の処、令和元年６月４日午前４時３分にご逝去されました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます。

なお、通夜・葬儀は親族のみで執り行い、弔花、香典、弔電等はお断りさせていただきます。
お別れの会につきましては、後日執り行う予定です。

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桜井　武（さくらい・たけし　熊本市現代美術館 館長）
1944年静岡県生まれ。
慶應義塾大学仏文科卒業後、シカゴ・アート・インスティチュート留学。
1971年より2004年までブリティッシュ・カウンシル勤務。
1991年、大英勲章ＭＢＥ授与。
ブリティッシュ・カウンシルのアート担当官として演劇・音楽や現代美術の展覧会など、多くの文化事業に携わり、現代美術を積極的に紹介した。
退官後、同アドバイザー、慶應義塾大学大学院非常勤講師などを経て、2008年より熊本市現代美術館館長。
熊本市現代美術館在職中は、「アートの力を見せる」「アートへの愛情を育てる」「アートで人をつなぐ」を基本理念に、精力的に活動され、熊本の美術界の発展に尽力された。
主な著作に『英国美術の創造者たち』（形文社）、『ロンドンの美術館　王室コレクションから現代アートまで』（平凡社新書）。

令和元年６月４日
熊本市現代美術館
公益財団法人熊本市美術文化振興財団