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美術館の日常のあれこれをお伝えします。

ドレス・コード?――着る人たちのゲーム
[パブローブ]つくりかえるワークショップ

2020.02.16 ,

パブローブメンバー発案で、「パブローブ」に集められた服を丁寧に解体し、新しいものに作り変えるワークショップを開催しました。
今回のワークショップは1月22日にプレ開催したものの本番になります。
(1月22日の様子はこちらからご覧いただけます。)

熊本でパブローブを実施した記録をものとして残したいという思いから、試着室設置の際に使用できるラグマットを作ることになりました。
また、ラグマットとは別に参加者がそれぞれ持ち帰ることができる小物づくりも同時に行いました。

ラグマット作りでは、大きく穴の空いた滑り止めを土台として使用。
前回のワークショップで解体した服をさらに細かくカットして滑り止めの穴に通していきます。
ラグマットを不規則な形に作るのも面白い!という参加者の方のアイデアを聞き、完成の形は決めず、好きなように布を通していただきました。
土台が滑り止めなので、布を入れていくだけでも密度が出ると布は簡単には抜けません。
身近に手に入るものでこういうものが作れるのねと、目を丸くされている参加者の方もいました。
少人数のワークショップでしたので、会話を交えながら和気藹々とした雰囲気のなかワークショップを行いました。

小物づくりではミシンが大活躍。
お母さんの手を借りてバッグを作る子もいれば、ミシンの扱いに慣れた様子ですいすいと小物を作る子もいました。
ラグマットに使用していた滑り止めの切れ端を使ってコサージュを作った方もいました。

次に誰かが服を着替える時に使用するラグマット。
それぞれが持ち帰り、日々の中で使える小物。
多くの人が使うものと個人で使うものの2種類に、パブローブの勝負服が姿を変えました。

【参加数11名】

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