国内生産のほとんど全てを熊本で賄っているい草。い草や畳の良さをもっと知ってほしい、熊本の人に誇りに思ってほしい！という、全国い産業連携協議会（い草農家さんの集まり）の気持ちを、熊本県、（株）日比谷花壇、熊本県立大学が、現代美術館内で「カタチ」にしてくれました。
使われているのは、い草そのもの、い草を織ったござ、い草の畳を作るときに出る端材、花ござなどで使うカラーい草、もうほとんど縒れる人が居ないというい草を編んだ縄など。ほぼい草100％の空間は、新しい畳表の良い匂いに包まれています。
県立大の宮園ゼミの学生さん達が、いぐさの育成から畳表の加工までをイメージしたインスタレーションを、日比谷花壇のプロの指導を受けながら制作、展示。八代農業高校の生徒さん達が作ったヒンメリも今の季節にぴったり。素敵な空間になりました。きっと畳の部屋がほしくなりますよ。
この展示は、来年1月10日まで、熊本市現代美術館で開催しています。ぜひ来て、見て、香って、素敵な写真も撮ってみてください。
2021.12.1（水）～2022.1.10（月・祝）*入場無料
火曜日、年末年始（12.28（火）～1.4（火））は休館日です。
