塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記 展

塔本シスコ展 シスコ・パラダイス
かかずにはいられない! 人生絵日記

2022.2.5()〜 2022.4.10(

塔本シスコは、1913(大正2)年、熊本県八代市に生まれ、宇城市で育ちます。養父の傳八は、自身のサンフランシスコ行きの夢を託し、彼女をシスコと命名します。その後、家業がかたむき、シスコは小学校を中退。奉公を重ねた末に20歳で結婚し、一男一女を得ます。46歳の年には夫が急逝。心身ともに衰弱する日々から立ち直るなかで、子どもの頃から憧れていた絵を描くことに、心をよせていきます。
53歳のある日、シスコは大きなキャンバスに油絵を描き始めました。その絵画世界は、何ものにもとらわれない、自身のなかに湧きおこる喜びと夢に満ちあふれています。作品の主題は身近な草花や動物たち、そして時間も場所も自由自在に乗り越えて、子どもの頃の想い出にまで広がります。生涯にわたって、少女のような純粋さを保ち、自らの喜びと夢を制作の源泉にしていたシスコは、「私は死ぬるまで絵ば描きましょうたい」と絵筆を握り続け、2005(平成17)年に91歳の人生を閉じました。
様々な苦難を乗り越え、家族に支えられながら、一生をかけて絵を描き、生み出してきたその作品一つひとつは、まさに彼女自身の人生絵日記といえます。そして、200点以上の作品で埋め尽くされた会場内は、まさにシスコ・パラダイスです。現在もなお、その輝きを放ち続ける作品世界を、この機会にどうぞお楽しみください。

主な出品作品

  • 塔本シスコ 《ふるさとの海》1992年 熊本市現代美術館蔵
  • 塔本シスコ 《ミアのケッコンシキ》1997年
  • 塔本シスコ 《オノダチの大運動会》2001年
  • 塔本シスコ 《桜島》1970~1988年
  • 塔本シスコ 《ネコ》1996年
  • 塔本シスコ 《金魚-大和錦の産卵》1992年
  • 塔本シスコ 《ウマイレガワ》2001年
  • 塔本シスコ 《シスコの月》2004年
  • 塔本シスコ 《造幣局の桜》1987年

展覧会情報

開催期間

2022年2月5日()~ 4月10日()/56日間

会場

熊本市現代美術館 企画展示室I・II

熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F

Tel. 096-278-7500 Fax. 096-359-7892

https://www.camk.jp/

休館日

火曜日

開館時間

10:00 ~ 20:00(展覧会入場は19:30まで)

観覧料

一般:
1,100(900)円
シニア(65歳以上):
900(700)円
学生(高校生以上):
600(500)円
中学生以下:
無料

※()内は前売/20名以上の団体/各種障害者手帳をご提示の方と付き添いの方1名(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等)/電車・バス1日乗車券、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証、美術館友の会証をご提示の方。前売の販売は2月4日まで。

チケット取扱い

熊本市現代美術館、ローソンチケット“ローチケ”[Lコード番号:82308]、セブンチケット[セブンコード:092-351]

主催

熊本市現代美術館(熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団)、熊本日日新聞社、熊本放送

助成

美術館連絡協議会

後援

熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、J:COM、エフエム熊本、FM791

チラシ

プレスリリース

シスコの裏側美術館

皆さんは塔本シスコさんの作品の裏側をご覧になったことがあるでしょうか?
シスコさん自身が絵の説明を書いたもの、家族が絵の内容についてメモしたもの、また節約のためにキャンバスや板を再利用したもの…シスコさんの作品の裏側は、表側に負けないぐらいとてもにぎやかです。ここでは、「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない人生絵日記」展カタログ(国書刊行会/2021年)に掲載しきれなかった作品を中心に、その裏側の一部をご紹介しています

※出来るだけ原文の表記の通りに記載しています。

※「塔本シスコ かかずにはいられない!人生絵日記」展には出品されていないものもあります。また、調査の過程で得た資料をアーカイブとして公開していますので、転載などはご遠慮ください。

※本事業は美術館連絡協議会の助成のほか、福迫弥麻氏、世田谷美術館、岐阜県美術館、滋賀県立美術館のご協力を受けて実施しています。