「ドレス・コード？――着る人たちのゲーム」が開幕しました。
本展は13の「ドレス・コード」で構成された展覧会。各章には、「裸で外を歩いてはいけない？」や「他人の眼を気にしなければならない？」といった言葉が投げかけられています。これらは、わたしたちが日々服を着るときに何気なく気にかけていることではないでしょうか？
本展は、「服を着ているわたしたち」「服を着た姿を見られているわたしたち」に焦点があてられています。
出品作品は、京都服飾文化研究財団（KCI）の衣装コレクションを中心に、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れた作品です。
展覧会を観ながら、服を通じた日々の駆け引きについても考える機会になるのではないでしょうか。
エントランスには、KCIや京都展に関する資料も展示。長年のファッション研究の成果を紹介しています。
また、アートスカイギャラリーでは、関連イベントとして西尾美也によるパブローブを実施。「勝負服」をテーマに集められた服は、「みんなのワードローブ」として試着や交換が可能です。
会期：2019年12月8日（日）～ 2020年2月23日（日）
会場：熊本市現代美術館 ギャラリーI・II
特設ウェブサイト：https://www.kci.or.jp/special/exhibitions2019/